雨にもまけず。

管絃祭へ行きました。同じ月に二度も乃木神社へ行くとは、私も驚きです。舞楽が観てみたかったので、霧雨の中、シャク子と連れ立って神社へ。関係者が多いのでしょうが、盛況でしたので私達は立ち見でした。見渡す限りのご老人。ご老人の身内で若干若い女性がいましたが、ご老人の数には及ばず、さらにいうなら女二人(私はさておき、シャク子などまだ20代です)で観に来ている人はどうも見当たりませんでした。ははあ、管絃祭とはこういうものなのかと勉強になりました。さて、肝心の演目ですが、前半で祝詞をあげた後、雅楽の演奏があり、後半にはお待ちかねの舞楽です。2演目あり、まずはじめに「採桑老」といういわくつきのため、最近まで封印されていた演目がありました。翁の面が実に恐ろしく、また夜でしたので不気味でした。左の写真がその翁です。口のところが微妙に開いているのが怖さを倍増させております。しかしながらこの翁の動きがまったくもってして特徴的でしたので、今(すぐあきると思いますが)シャク子と私のなかで流行っている動きです。概ねシャク子がくだらない発言をした際に用いられております。
最後の演目は「白濱」で、4人の舞手がシンクロした動きで舞うのですが、内一人の動きがずれていて、完全シンクロはできていませんでした。その人の歩幅だけがおかしいのかなんなのかはわかりませんが、長い裾をよく踏まれるのでクルクル舞うたびにその裾がピーーーーーーンと伸びて笑いを堪えるのがキツ彦でした。
帰りに出口付近でお土産を販売しており、団子や饅頭の類かと思い覗いてみました。かなりでかい太巻きと、ポークカツサンドでした。ポークて…。興ざめなところがまた素晴らしい。ごーーーん。

話は変わり、新宿のとある店でのワンシーン。


スプーン。長い、長するぎ。