やめちまえよ、とは。

先日帰宅途中の電車で見かけた男性たちなのですが、一人が座っており、二人はその前に立って話しているという状況です。おそらく20代前半です。座っている男性が明らかにキンキキッズ剛氏のコピーです。そして彼は他の二人が話すたびに「やめちまえよっぅぅ」と言うのです。「やめちまえよ」ではなく「やめちまえよっぅぅ」です。三人とも関東の男性特有のなんといいますか、こう、女の子口調っぽい話し方に聞こえる話し方で(例えば、「〜でしょ?」とかです)話しているためか、「やめちまえよっぅぅ」だけが妙に強調され、耳に付きました。話していることといえば、合コンでの失敗(そろえたgirlsが不作だったとか)や、ゲームの話などが漏れ聞こえてきました。とにかくどの話題にも「やまちまえよっぅぅ」なのです。たとえそれがつながりがおかしくても「やめちまえよっぅぅ」です。まるで相槌の代わりであるかのように。何かに取り憑かれたように、片方だけ妙に細長く伸びた赤い髪を指でねじねじしながら・・・・・!
「まじでやばいよ、それ!公務現行犯で逮捕されるって!」
「まじやばいって!はははははは!」
「やめちまえよっぅぅ!」
「公務現行犯だって!」
「前科ついちゃうって!ひゃはははははは!」
・・・・・・・・・・。まず、公務現行犯とはなにかね、チミ。最近流行の若者言葉かなにかかね?い、いや・・・その・・・老婆心でいわせてもらうと、もしや公務執行妨害と言いたかったのかね?ここでのやめちまえよとは何をやめちまうのかね・・・。
病気です。たぶん病気です。