鍵と謝罪。

他人の家の鍵を預かって、それを紛失したら人間はどうするでしょうか。まず謝ります。と、思います。おそらくですがそれが普通の感覚なのではないかと思います。かと言って電話で「ごめんね。」と謝って終わりかというとそういうことではなく、弁償するなり何かしようとするはずです。だってひとんちの鍵を失くしたのだから。ある業者さんがわたくしのおりますビルのICカードを紛失しました。何の連絡もないのでこちらからしました。「母さん、僕のあのICカード、どうしたんでせうね。」と。「来週中に謝りに行きます。」と言いました。それから約1ヶ月が経ちました。謝りにきていません。別にわたしは来てほしいとも思っていませんが、来ると言ったのだから来たらよろしい。しかし、来ると言って来ないのはどうだろうか。電話をしました。「あっ!!そうですよね!」第一声です。大人は「謝罪」を「忘れる」ものなのだろうか。そうなのか。そうか。わたしはどんどん自分に自信がなくなっていきます。わたしは今どうしたらよいのか考えています。怒っていいのでしょうか。わたしは怒りたくないのです。怒るのは嫌いです。とても嫌いです。怒るのはよだきいし、怒るとぶすになりますから嫌なのです。ブスはもうこりごりだ。幼少期にうんとブスを謳歌したのでもう勘弁していただきたい。わたしに怒ることをさせないでください。「あっ!!そうですよね!ちょっと異動やなんかがありまして〜!必ず来週中に伺えるようにします!」それが先週の金曜日の出来事。そして今日。なんの音沙汰もありません。今日も静かな一日。早く寒くならないだろうか。「おお、寒い寒い。テンションあがるなぁー。」と暮らしたい。仕事の文句ばっか言ってすみません。もう言わないようにしますのでゆるちて。