地震のこと。

地震、恐ろしかったですね。今も大変ですけど、わたくしは日記をします。当日、職業婦人であるわたくしは会社におりましたが、思っていた以上の揺れを感じました。それもそのはず、わたくしのおりますビルは安全の為あえて揺れるように設計されているそうなので、揺れて当然、ふられてBANZAI、です。相方さんが千葉の現場に行っていたので、足場組む仕事とかじゃなかったか、また、留守番の猫がどんくさいので倒れた物の下敷きになっていまいかなどいらんことを考えてしまいました。もうとにかく家が心配で電車は動いていませんでしたがネット検索したところ会社から11キロちょっとの距離である事が判明しましたので、トコトコ地図を見ながら歩いて帰りました。歩いている途中、サラリーマンのおっちゃんたちが「〇〇さん、どこまで歩くんだっけ?」「え?うち本八幡だからまだまだだよ〜、途中で野宿すっかな〜。」と話していたので、みんなすごいなぁと思いました。わたくしは3時間ぐらいで帰る事ができたので運が良かったです。後日、母親が兄(兄も東京在住です)に連絡した際、兄は職場に泊って翌日帰宅したと言っていたそうで、「ミキコフは歩いて帰ったげな。」と告げたら「え…。あの、よだきぼ(面倒くさがりの意)のミキコフが歩いて…?」とショックを受けていたそうです。あんちゃんにショックをお見舞いしてしまいました。あいすいません。そしてお向かいさんには「なんか、ミキコフさんがちゃんと普通の心を持ってる事がわかってよかったよ。」と言われました。今まで、相方さんや猫畜生などの心配なぞしない人間だと思われていたようです。おかしな話ですね。我が家の被害といえば、食器棚が倒れて食器が割れた、本棚が若干壊れて本が床に散乱した、廊下の額装品が落ちて壊れた、風呂場に溜めてた水が半分近く脱衣所まで溢れていた、等です。この際なので雑誌とか全部捨てました。あらゆるものの捨てる捨てないを、襟を立てながら、一番だ二番だと叫びながら仕分けしました。一体わたしは何の雑誌を残してたんだよとパラパラめくってみましたところ、全部BJCが載っていました。無表情になりました。