塗ってしまったのだよ、彼は。

 舛添要一厚労相をはじめ地元都議や区議ら7人が応援演説の後、与謝野氏が第一声を行った。この後、ダルマの目入れをした際、筆を持った手つきがおぼつかなくなり、ダルマの鼻の穴を塗ってしまった。全員でガンバローコールを始めたが、与謝野氏は手すりに両手でつかまり、中腰になって身動きができなくなった。

 与謝野氏は周囲にいた都議らに両脇を抱えられて車に乗り込み、そのまま遊説に出発した。

与謝野さんもそこそこお歳ですし、この暑いさなかお疲れになりましょうよ。ただの貧血ならば良いですが。いや、と言いますか具合が悪くなって中腰になったってところを、なぜこないに詳しく書いたんかなと思いましてね。だって、こげな書き方したら与謝野さんの具合が悪くなったというニュースなのに笑っちゃうでしょうよ。
「ダルマの鼻の穴を塗ってしまった。」
なんだったらなくてもいいわけですよ、このくだり。
「手つきがおぼつかなくなり、うまく目入れができなかった。」など、他に表現はいろいろございますよ。しかも「ダルマの鼻の穴を塗ってしまった」状態の紳士がおるというに、ガンバローコールを始めるとは何事か。頑張れなさそうな老紳士を君たちはどうしようというのかね。ほらーー、結果身動き取れなくなっちゃったでしょうがーー。いっぱいいっぱいで頑張っている人に、頑張れはダメだど。しかもそのまま遊説へ出立。ひどい、ひどするぎ。そんなことしてると、そのうち自分の鼻塗っちゃうかもしれないだからな。