電車、それは試練。


電車はゆりかごだなぁ。
座ると必ず眠くなります。
そして、気のせいかもしれませんが、
よく隣の人に寄りかかられます。
今日なんて両サイドからの寄りかかりでした。
見事なまでに喜劇。
右側、女子高生。左側、OLさん。
女子高生なんて、
その頭部が、寸でのところで我が膝に着地するとこでした。
十代の頃はなぜあのように眠いのでしょう。
抗えぬ眠さなのですよ。
きっと、彼女もそんな激眠真っ只中だったのですな。
しかしなぜ同時に寄りかかってくるのかしら?
電車の中で「うそぉ〜ん」と言いそうになりまして、
笑いを堪えるのに一苦労でした。
OLさんも携帯を開いたかと思ったら
光速で眠りに入ってしまい、
じゃ、その携帯はなんだったの?なんかの暗示?
それとも、携帯を開くと眠くなるというシステム?
と、まあ、くだらんことを考えてしまったのでした。
あと、力士並みに恰幅のいい方に寄りかかられたり、
立っているのに、立ち寝する隣のおじさんに寄りかかられ、
またある時はOLさんを完全に膝枕してしまったこともありました。
ぬう・・・・。
やはり前世でなんかやらかしたのですな、わだす。
来世の自分の為にも、この試練を避けては通れぬのです。
ま、来世などありゃしませんがね。
とりあえずそういうことにしておくのです。
皆わしに寄りかかるがいいさ。